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2015/5/12
全日本ラリー選手権 第2戦 久万高原ラリー2015
イベントレポート


5月8日(金)〜10日(日)に開催された全日本ラリー選手権 第2戦
久万高原ラリー2015

PLUMレーシングチーム、全日本ラリー2戦目の模様をレポート致します。



≪コース概要≫
路面 ターマック
総走行距離 278.79km
SS総距離  108.54km
SS数    9本

クラス JN-4 (エントリー数:8台)
ゼッケン27
諏訪姫PLUMレーシングBS86



5/9(土)DAY1
天気:雨 気温:15℃

8:20 車検
朝からあいにくの雨で、山の上は気温も低くとても寒かったです。
最後の調整を終え、車検へ向かいます。




サービスパーク隣の駐車場では、ブース出店を行いました。
雨だったのもあり、レーシングパラソルは持って行った分、全て完売!
企業スポンサーおぎのや様の、諏訪のお土産品も大変好評でした!





11:00 セレモニアルスタート!



観客を前に、山岸選手、渡邉選手、チームメンバーも気合いが入ります。

セレモニアルスタートが終わり、競技区間SS1〜2に入ります。


SS1は5kmのコース。
雨により路面状態は、泥、苔が多く滑りやすい状態だったようです。






チームメンバーはSS速報を待ちますが、なかなか上がってきません。
そこへ小泉監督にドライバーから「コースアウトした」との連絡が入り、写真が送られてきました…

コーナーを曲がり加速し始めた時に、スピンしてしまい、
次のコーナーで、1mを超える土手を乗り越え、コースアウトしてしまったようです。
そして、土手を乗り越えた先は、高さ20m以上ある崖でした。
帰ってきた選手に怪我はなく、諏訪姫86に守られ無事でした。


DAY1 全ての競技が終了した後、クレーンで車両を引き上げてもらいました。
諏訪姫86の無惨な姿に悲しくなりましたが、選手たちを守ってくれたことに、感謝しました。



今回はリタイヤすることとなってしまい、スポンサーの皆様、そして応援して下さったファンの皆様、
本当に申し訳ございません。
残念ながら、車両は修理しても直らない状態なので、現在新たに車を手配しております。
諏訪姫86 2号機として、若狭ラリーでは元気な姿を皆様にお見せできるよう急ピッチで作業に取り掛かっております。

スポンサーの皆様、会場に応援に来てくださったファンの皆様、
たくさんの応援、ご心配頂き、本当にありがとうございました。


次戦は、6月5日〜6月7日の福井県大飯郡おおい町若狭ラリー2015です。
スポンサー様の為にも、まずは急いでマシンを製作し出場致します!
応援、宜しくお願い致します。




最後に両選手からのコメントです。

ドライバー山岸健選手のコメント

全日本ラリー第二戦久万高原ラリーは残念ながら、SS1でコースアウトしリタイヤとなってしまいました。
現地まで駆けつけて頂いたり、たくさんの応援いただいたのに、86の勇姿を見せられず申し訳ございません。

またTwitter等でたくさんの温かいコメントを頂き、とても嬉しかったです。
幸いにもクルーは二人とも無事でしたが、大切な時に車を壊してしまったのが、悔しくて、申し訳ない気持ちで一杯です。

今回は、初日の朝から雨が降り、林道内は完全にウェットな路面でした。
しかし、最初から攻めていこうとチームで一致団結し、SS1からベストを取るつもりでスタートを切りました。

アクシデントを起こしたのは、スタートから3.5km先でした。
右ヘアピンを立ち上がり、加速し始めた時に、苔、泥に乗ってスピン。
立て直しを図る最中に次のコーナーが迫り、そのまま土手を乗り越えコースアウトしてしまいました。
1m以上もある土手だったのですが、スピードが乗っていたため土手を乗り越えてしまったようです。
攻めた状況ではありましたが、苔、泥に対する経験不足だったと思います。

何とか次戦の若狭も走れるように、チームは急ピッチで作業を進めています。
次戦でも諏訪姫86の勇姿をお見せできるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!!



コ・ドライバー 渡邉晴子選手のコメント

久万高原から帰ってきました。
大切な諏訪姫を傷つけてしまってごめんなさい。
昨年から一緒に過ごしてきた86の痛々しい姿が頭から離れません。

快晴だった金曜日のレキから一転、土曜日は朝から雨でした。
レキで走った時はドライでしたが、生い茂った苔がすごく嫌で、霧も心配でした。
ですが、諏訪姫86は苔の雁峰だって走りきったんだから大丈夫!と奮い立たせながらスタートしました。

SS1 大谷 5.04km。
スタート直後から道はつるつる。
苔、泥、水、霧・・・こぼれそうになりながらも、走りました。
インカムを通してドライバーの息遣い、緊張感が伝わって、あと少し、気をつけて、踏ん張って、と思いながら読み上げました。

コースアウトは一瞬の出来事で、宙に舞う時間の方が長く感じました。

約20m落下して、2人とも怪我がなかったこと、姫たち5人のラッピング部分にも傷がなかったことに驚きました。
姫に、86に、皆さんの応援に、守っていただいたんだと思っています。
善光寺さんのお守りが効いたのかな。本当にありがとうございました。

無事で本当によかったと思うけど、やっぱり悔しくて、悲しくて、怖くて。

ご心配をおかけして、本当に申し訳ありませんでした。あたたかいメッセージ、tweet、ありがとうございます。
チームは復活に向けて動いています。
次戦こそ、ギャラステやサービスパークで待っててくださる皆様、速報ページを確認しながら見守っていてくださる皆様に、諏訪姫86の活躍をお見せできるようにがんばります。
引き続き、応援よろしくお願いします。










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