松本城に行ってきました!

国宝 松本城
日本の城ランキングでも常に上位にランクインする
長野県松本市を代表する観光名所「松本城」
築城から約500年、美しい外観と、築城当時からの内装を残し、荒々しい戦国の息吹を実際にお城の中に入って体験する事が出来る風光明媚な観光名所です。
PLUMでは多くの社員が通っている松本の町に敬意を込め、町の誇りである松本城のプラスチックキット化を致しました。
「1時間30分程度で、接着剤を使わず簡単に組み上げられる事」
「美しい外観を可能な限り表現し、サイズ以上の松本城のスケール感を伝える事」をコンセプトとして、プラスチックキットの金型の設計から製造、量産化までを全て国産のクオリティにこだわった「日本で作った日本のお城」です。



こだわりのポイント 松本城こだわりのポイント


こだわりその1 細やかな造形と優雅なアールで再現された千鳥破風と唐破風
細やかな造形と優雅なアールで再現された千鳥破風と唐破風

お城の建築においてその美しさを際立てているのが「破風」(はふ)と言う切り立てた三角形の出窓の様な構造物です。
松本城には、三角形の「千鳥破風」と優雅な湾曲が特徴の「唐破風」の両方が使われており、中規模のお城としてはとても凝った作りになっています。二つの破風が織りなす曲線と直線の美しい比率が、お城にスケール感や密度感を与えて いるため、キット化する際にも特に気を配り、正面から見る松本城、側面から見る松本城の「表情の違い」を楽しめるように配慮致しました。


こだわりその2 屋根の裏側のディティールも細やかに再現
屋根の裏側のディティールも細やかに再現

お城のプラスチックキットは実物が存在するため、お城に行ったときに感じたリアルな迫力を小さいモデルでどうやって伝えるかが大切だと思っています。
松本城は屋根の裏側も細かくパーツを設計しているので、下からのアングル で撮影したときに、陰影が微細に表現され、本物のお城のように映る雰囲気にこだわりました。PLUMではお城をスケールダウンしてモデル化する際、本物の空気感やくみ上げた時の満足感を考えベストな縮尺として1/200スケールを採用しています。


こだわりその3 忠実に再現した矢狭間と鉄砲狭間
屋根の裏側のディティールも細やかに再現

お城は戦国時代の要塞。戦術的な拠点としてとても重要な建築物でした。松本城も戦を想定した様々な仕掛けがあります。
その中でもこの「矢狭間」と「鉄砲狭間」は攻撃面でとても重要な役割を果たしています。
少し縦長に作られているのが矢を射るための矢狭間で、小さい穴は鉄砲狭間。矢の連射速度はおよそ3秒、火縄銃は20秒程度と言われています。
松本城の周りを取り囲むように配置されている狭間からの射程は最長で100m前後。モデルのサイズに合わせるとお城から半径50cm範囲は有効射程と言えるでしょう。
忠実に再現されたプラスチックキットなので、組み立てたお城をつかって過去に思いを馳せながら、戦国時代の城攻め作戦を想像してみてはいかがでしょうか?


こだわりその4 戦国を生き抜く知恵 渡り櫓と石落も再現
戦国を生き抜く知恵 渡り櫓と石落も再現

攻撃的な守備戦術の鉄砲狭間に対して、相手の侵入に出来るだけ足かせをかける守備戦法として考案されたのが、「渡櫓」(わたりやぐら)と「石落」(いしおとし)です。
渡櫓は天守と乾小天守(いぬいこてんしゅ)をつなぐお城の入り口。堅牢な門と急勾配の階段で構成され、たとえ門を破ったとしても、走って中に殺到する事は出来ず、
また、上から槍をもって待ち構える兵たちにはかなり優位な状態になっており、攻める側から想像するととても恐ろしい設計になっています。
また、石落は鼠返しの様に石垣を上る敵兵の進行を防ぎ、石落の無い方に集中させ、狙い撃ちに出来るように作られています。
こうした城を守り抜くための工夫も松本城の存在感を表す大切なアイデンティティ。入り口の門や石落の仕組みも細やかに再現しています。


こだわりその5 立体的に見えるシャープなカットの石垣
立体的に見えるシャープなカットの石垣

お城の代名詞である石垣も設計スタッフが元を全て手で描いて仕上げているため、石のスケール感もお城とフィットしています。
また、角の立った高精度な切り込みを駆使して、出来るだけお城のディティールを引き立たせる事が出来るように製作されています。
長野県諏訪市に本社を構える弊社では設計スタッフも金型スタッフも、松本城をよく知る人ばかり。
出来る限りの思いを込めて、地元長野県の国宝をプラスチックキットで表現しようと気を配りました。


こだわりその6 月を眺める風雅な月見櫓
月を眺める風雅な月見櫓

お城の左手、朱塗りの回縁が特徴的な櫓は三代将軍家光を迎えるために増設された「月見櫓」。
月を眺めるために作られた風雅な部屋となっており、逞しく佇む天守に対して美しく雅な月見櫓のコントラストを表現するべく、細やかなところまで気を配り設計しました。プラスチックキットが組み上がったら、月が出た晩に戸を開け放ち、優雅な月見を楽しんだ過去の美しい情景を思い浮かべられるような月見櫓の姿をお楽しみください。


オフショット
向きが・・・
良い写真でしょ?
天守の屋根の向きが間違ってなければ
TOP画像でした汗

天守で撮影
原型をもって、社長と二人でひぃひぃ
いって急階段をのぼって、天守で撮影
でもね、絵になりませんでした(涙

おもてなし隊の武者の方は大人気!
おもてなし隊の武者の方は大人気!
お邪魔にならない様、機会をうかがって
パチリ。

折れました∩( ;・ω・)∩
一つしか無い大事な原型の鯱。
撮影中に・・折れました∩( ;・ω・)∩
ぎゃー!!!


PLUMのキャッスルコレクション第三弾!松本城をぜひお手に取ってお楽しみ下さいね!

向きが・・・


(C)PMOA/PLUM
※画像の松本城は実際のモデルデータを元にしたサンプルです。
 実際のモデルとは若干異なる場合がございます。