2016.6.1
全日本ラリー選手権 第2戦
久万高原ラリー
2016.4.29-5.1 イベントレポート
4月29日(金)~5月1日(日)に開催された、
全日本ラリー選手権 第2戦 久万高原ラリー
全日本ラリー2戦目の模様をレポート致します。
≪JRCA動画≫
≪コース概要≫
路面:ターマック
総距離:306.30km
SS数:13本
クラス:JN-6(エントリー数:10台)
ゼッケン:No.4
『オサムF・プラム・DLランサー』
ドライバー 福永修 選手
コ・ドライバー 竹原静香 選手
4/30(土)DAY1
天気:晴れ
今回の久万高原ラリーは、SS層距離が150kmを超え、内1本は23kmを超えるロングSSという過酷なものでした。
《福永選手のコメント(サービスAフラッシュより)》
ホイールを割ったり色々問題がでた。タイム差をひっくり返すのは大変だが、できるだけがんばる。
《福永選手のコメント(サービスBフラッシュより)》
もう少しタイムを良くしたい。少しずつ良くはなっている。セットアップを変えていく。
諦めない、ポディウムを狙っていく。
《竹原選手のコメント》
今日は朝から気温が高めで、いいお天気でした。
今回は23kmというとても長いスペシャルステージがあり、車にも人にも厳しいラリーでした。
Day1を終えて、ほっとしています。明日は朝9時頃からラリースタートです。現在4位でDay1を終えました。
タイヤの磨耗と、またしても長いステージでの集中力がキーとなると思います。
5/1(日)DAY2
天気:晴れ
DAY2はベストタイムは出ないものの、上位にくいこみながら頑張りました。
《福永選手のコメント(サービスDフラッシュより)》
可もなく不可もなく。ポジションキープが精一杯かな。
[SS13]を終え…
DAY1のトラブルもありましたが結果的に、
オサムF・プラム・DLランサー、総合3位を頂くことができました。
スポンサーの皆様、会場まで応援に来てくださったファンの皆様、
写真をご提供いただきました皆様、
暖かい応援、本当にありがとうございます!
オサムF・プラム・DLランサー、 PLUM AKR KUMHO Vitzの次戦は
PLUM AKR KUMHO Vitzの次戦は
5/20〜22の若狭ラリー 2016です。
安全運転☆なのじゃ
オサムF・プラム・DLランサー【選手コメント】
ドライバー:福永修選手のコメント
SS1でコンクリートブロックにホイールをヒットさせパンクをして、
その後に車高が低い状態でオイルパンもヒットして、
一時はリタイヤも覚悟しましたが、
その後、怒涛のアタックで盛り返し総合4位まで順位を上げました。
2日目は2位を走行していた新井選手がリタイヤしたので、結果的に総合3位となれました。
開幕戦では車両トラブルもあり満身創痍での3位でありましたが、2戦目は嬉しい3位であり
この勢いで次こそは優勝を狙いたいと思います。
コ・ドライバー:竹原静香選手のコメント
今回のラリー前のわたしの不安は、わたしのラリー歴最長の舗装23kmのスペシャルステージを集中力を保ったままゴールする体力、気力があるかどうか。
金曜日のレッキでもくたくたになるくらい、「美川」は長い林道で、直線があまりなく、わたしの書いたペースノートはこの1ステージだけで13ページにもなりました。
しかしラリー前の不安とは裏腹に、ゴールしてみるとレッキの時に感じたような長さは感じず、体力も気力も持ちました!
今回のラリーも天気に恵まれ、気温が高かったせいで体力の消耗は大きかったものの、23km読み切ったことは次への自信につながります。
久万高原ラリーの別の見せどころは、山の尾根沿いに走るステージ、「大川嶺」。
JRCAの動画の中の空撮でその様子が分かる通り、雄大な自然の中をラリー車が走って行くのがとても綺麗なステージです。
車に乗っていても、林がぱっと開け、空が青々と見えてとても気持ちがいいコースです。
長い直線と緩やかなコーナーが続きかなりのスピードがでます。
ランサーで感じるスピード感は鳥肌ものでした。
福永選手と組んで2戦目の今回のラリーは、くねくね道とハイスピードが交互に来たり、長いステージが続いたりと、コドライバーの技量を大きく問われたラリーでした。
福永選手の思い通りのタイミングでペースノートを読むことができずフラストレーションを与えてしまったこともあったと思います。
Day2では車両トラブルにより前を行っていたチームのリタイアがあったお陰で結果的には3位を取ることができましたが、
わたしはもっと福永選手の走りに合わせたペースノートのリーディングが必要なことを実感しました。
次戦、若狭ラリーまでに修正し、もっと上を目指したいと思います。
備忘録として
1.天気が良くても久万高原の朝は厚手のジャケットがいるくらい寒い
2.スペシャルステージを走り終わったばかりのタイヤはとても熱い(グローブをしていても熱い)